開発者が知っておきたい、Shopifyの最新情報をキャッチアップする方法
本記事は私達の会社で作ったShopifyテーマ開発入門書『Hello Shopify Themes Shopifyテーマ開発ガイド』からの抜粋です。
Shopifyはアップデートの活発なプラットフォームです。
ここまで、最新情報に基づく修正を加えながら『Hello Shopify Themes』の内容をご紹介してきましたが、それらの情報もいつかは古くなってしまうでしょう。
テーマ開発の際には、本書の情報だけに留まらず、Shopify公式の最新情報もぜひ併せて参照するようにしてください。
Shopify最新情報のキャッチアップに役立つサイトを紹介して、本連載の締めくくりとします。
来年はShopifyでどんなことが可能になっているのか、筆者も楽しみです。
Shopify Changelog
Shopifyのアップデート内容はこちらのChangelogで一瞥できます。
新たに追加された機能のドキュメントやヘルプページにリンクが貼られることもあるので、Shopifyに大きな変化があった際はまず参照すると良いでしょう。
https://changelog.shopify.com/
Shopify公式ドキュメント
最新情報として最も頼りになるのは、やはり公式ドキュメントです。
Shopifyでアップデートがあれば、ドキュメントの内容も併せて更新されます。既に一読したことがあるページでも、時間を置いて再訪してみると、新たな機能や説明が追加されているかもしれません。
基本的に英語ですが、ブラウザに翻訳拡張ツールをインストールすれば大よその意味は読み取れるかと思います。
https://shopify.dev/
https://shopify.dev/docs/themes
Shopifyヘルプセンター
Shopifyヘルプセンターは日本語で提供されています。
また、マーチャント向けに噛み砕いた表現で書かれているため、公式ドキュメントだけでは疑問が残る場合に併せて読むと便利です。
メタフィールドに関する解説など、ストア機能の最新情報はヘルプセンターの方が分かりやすいこともあります。
https://help.shopify.com/ja
Shopify公式ブログ
Shopify Japanによる公式ブログでも、頻繁な情報発信が成されています。
トピックはストア運営全域に及ぶため、マーチャント向けの記事も多いですが、Shopify開発者向けカテゴリの記事では、最新アップデートの技術的な解説を読むことができます。OS2.0発表時の解説記事も分かりやすく、おすすめです。
https://www.shopify.com/jp/blog
Twitter(現X)の活用
日常的なShopify最新情報のキャッチアップには、Twitterも有用です。
Shopify公式のアカウントは沢山あるので、必要なもののみフォローし、後は日本のShopifyテーマ・アプリ開発者のアカウントをフォローするのが役立つかと思います:)
大きなアップデートが実施された後は、Shopify開発者のアカウントでTwitterが賑わうこともしばしばです。
https://twitter.com/ShopifyJP
https://twitter.com/ShopifyDevs
https://twitter.com/shotasato_nsw
※本書「5-2. おすすめのアプリ一覧」執筆に協力いただいた、弊社アートディレクターのアカウントです。海外の最新情報を多く発信しています。
完売後の増刷予定は現時点ではございません。印刷書籍をご希望の方は、ぜひお早めにお迎えください。
- 著者:川島さやか
- 出版:non-standard world, Inc.
- 判型・ページ数:B5判・248ページ
- 価格:3,850円(税込)※PDF版同梱、送料無料