誰かの優しさの居場所にできたら——ひとを信じる力に満ちた「よりそう。」店長大浦が志すもの

こんにちは。スタッフの川島です。
秋も深まり、最近は急に冷え込んできましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

先月よりお届けしているノンスタメンバーの他己紹介。
二人目は、ノンスタが運営するオンラインショップ「よりそう。」の店長であり、代表の高崎と夫婦でもある、大浦麻衣についてお伝えします。

大浦の担当業務

「よりそう。」を、柔らかな時間に導くひと。

大浦は本ブログでも多くの記事を執筆していますが、現在の肩書きは『オンラインショップ「よりそう。」の店長』です。そして、「よりそう。」を日々訪れている方は、既に大浦のことをよくご存知なのではないでしょうか。

私たちが運営している「よりそう。」は、オンラインショップでありながら、多くの読みものを掲載するウェブマガジンでもあります。掲載記事の内容は様々ですが、「よりそう。」のコンセプト「心が柔らかくなる、ちいさな時間」に繋がるものであることは共通しています。

読みものだけでもなく、商品だけでもなく、その双方で互いを支えあうような場所。
そんな「よりそう。」の運営に、大浦はリーダーとして深く広く関わっています。商品・イベント・特集の企画、取材、インタビュー、記事のライティング・編集・校正、商品梱包や発送に至るまで、大浦の役目です。そうそう、今年の夏からはドローン撮影も加わったのでした。
SNS&メルマガ担当スタッフの小栗と共に、大浦は今日も「よりそう。」という船が進んでゆく路を開きつづけています。

語りかけるような言葉たちと、どこまでも。

「よりそう。」が昨年春にオープンしてからおよそ一年半。その短い期間の中で大浦が執筆した記事の数は、優に100を超え、数え切れないほどです。
そして、その言葉たちは常に、誰か——あるいは、何か——が、どんな素晴らしさを秘めているかを伝えることを志しているように見えます。

今回の記事執筆にあたって、スタッフ小栗に教えてもらったところでは、企画書や、メールのやりとりでも、対面で語りかけるような柔らかい言葉が綴られているそうです。
自ら「ひとを好きになる沸点が低い」と称する大浦ですが、だからこそ、その言葉を受け取るひとに想いを馳せた文章を書くことができるのかもしれません。

リモートワークな大浦の一日。

大浦の一日のタイムスケジュールを追った記事として、2014年のこちらの記事があります。
ですが、3年後の現在、一日の働き方は随分変わったとのこと。
「子供の成長と一緒に働き方を変えていけるのがノンスタの特徴」だと、大浦は言います。

「長男が小学生になって、今はすごく朝方になりましたね」

朝は5時半に起床し、お料理やお見送りを経て、8時半ごろには自宅のPCで仕事を開始。3年前に一日4時間ほどだった労働時間は、今はおよそ4~5時間ほどだといいます。

なお、自宅のPCで仕事……と言っても、篭りきりということはなく、大浦は出張や取材に出かけることも多いです。
今年の夏には、料理家cayocoさんの食と人をつなぐ旅「food letters」プロジェクトに伴う密着取材のため、家族揃って小豆島へ出かけていました。
仕事に打ち込む大浦の背中は、旅の思い出と共に、きっと幼い息子さんたちの中に残ったのではないかと思います。

誰かに思いを馳せる、柔らかな時間のために。

「よりそう。」はまだまだ生まれたばかりの場所です。その手を引くようにして歩む大浦に、今後のことを尋ねてみました。

「「よりそう。」の価値観を表すことができる商品って、いったい何だろうと探し続けていたんです」

そう話す大浦の瞳は、こちらが眩しくなってしまうほど、きらきらと輝いています。

「そして今やっと、『本』という回答をひとつ得られたと思っています。
Webを飛び出して、リアルに、誰かに手渡せるものを作れることに、わくわくしているんです」

現在、「よりそう。」では、二冊の本の出版プロジェクトが進行しています。
『よりそうつきひ』制作過程の記事でも述べられていますが、「大切な人への贈り物」にもなれるようにとの願いが込められた本たちです。そしてそれは、「よりそう。」の価値観の結晶でもあります。

「できたら、「よりそう。」を、ひとがひとを想うきっかけ作りの場所にできたら良いなと思っています。どんなひとの中にも優しさは必ずあって、訪れたひとが自分の中にある優しさに気づけるような居場所になりたいですね」

おわりに

「ひとの持っている力を、可能性を、信じることができるひと」。
これは「よりそう。」スタッフ小栗が話してくれた、大浦の人物像です。
ひとを信頼することを恐れず、長く続く関係性を築いていくことができるのが、大浦の暖かな魅力のひとつなのだと思います。
もし、大浦とお話しする機会があれば、ぜひ色んなことを話題にしてみてくださいね。

来月は、弊社代表の高崎についてお伝えする予定です。どうぞお楽しみに。

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