簡単に味のある写真に仕上げる!便利な写真編集ツール「VSCO」の活用方法
今日は私たちの会社で、ブログの写真の統一感を生み出すために利用している、VSCOについてご紹介します。個人のスキルによって大きく差が出ることなく、社内やチーム間でトーン&マナーを共有できる便利なツールです。簡単に味のある写真に仕上げることができるので、仕事でもプライベートでも活用できると思います。それでは早速、私たちの会社で実践しているレタッチ方法をご紹介します。
目次
一眼レフカメラで撮影した場合
まずは、Adobe LightroomにインストールするタイプのVSCOについてご説明します。
1. 原則、撮影時はRAWデータで撮る。
これは、露出やホワイトバランスを失敗してしまった時、リカバーしやすいためです。私も含め、初心者は露出やホワイトバランスの設定を状況によってうまく変えることが難しいもの。たとえ露出オーバーしていたとしても、RAWで撮っていれば修復可能です。
2. Adobe Lightroomで、写真を読み込む。
3. 「現像」でプリセットの中から「VSCO Film Toolkit」の「Auto Tone」と「Auto WB」を選択。
この作業だけでも、明るすぎたり暗すぎたりする部分や、コントラストの強さなどが、だいぶ補正されます。
4. 「VSCO Film 06」または「VSCO Film 07」から適したフィルターを選ぶ。
私たちの会社で推奨している撮影別のフィルターはこちら。あくまでも推奨なので、最終的には個人の判断に任せています。
人物
- 「VSCO Film 07」の「Kodak Ektachrome 64 +」
- 「VSCO Film 07」の「Kodak Ektar 25 Cool」
屋外
- 「VSCO Film 07」の「Kodak Elite 50 II Cool」
- 「VSCO Film 06」の「Provia 400X*1 +++」
屋内
- 「VSCO Film 07」の「Kodak Ektar 25」
- 「VSCO Film 06」の「Provia 400X*1 +++」
5. 水平バランスの調整や画像の切り取り等、適宜行う。
以上が一眼レフで撮影した写真のレタッチ方法です。
iPhoneで撮影した場合
iPhoneで撮影した際には、VSCO Cam
というカメラアプリを使用してレタッチをしています。こちらの方は「フェード」という機能が、Instagram等にはないVSCOならではの効果だと思います。フィルターを使うのも便利なのですが、以下の手順を社内では推奨しています。
- 「色温度」で「-1~3」に下げて、青みのある画像にする。
- 「ティント」で「+1」もしくは「-1」で色味を調整する。
- 「フェード」で「+4~6」でマットな雰囲気に仕上げる。
<before>
<after>
写真の仕上がり具合というのは、かなり個人の好みにも左右されるかと思いますが、各々のスキルによるバラつきを防ぐために、VSCOを使ったレタッチは効果があるのではと思います。私たちの会社のリモートワークという体制は、知識やスキルを丁寧に教え合うという方法は取れないからこそ、このように便利なツールを使いながら、ガイドラインを作成することによって、社内の統一を図っています。今後も便利なツールを見つけて、ブログでぜひ紹介していきたいと思っています!