随時更新:Shopifyエキスパートおすすめの Shopifyアプリ一覧

こんにちは。エンジニアの川島です。

本日3月31日午後、いよいよ『Hello Shopify Themes Shopifyテーマ開発ガイド』のPDF電子書籍版先行配信が始まります。
執筆担当としては、もう、部屋の中を宛てもなくうろうろ歩き回りたいような気持ちです……笑。

さて、こちらの記事で詳しくご紹介しているとおり、本書は全6章の構成となっています。
その後半、第5章において「5-2. おすすめのアプリ一覧」というパートを設けています。
弊社ノンスタのメンバー(※私だけでなく!)が、Shopify案件を扱う中で「これは良いものだ」と感じられるアプリを一覧にまとめたものです。

ただ、アプリ周辺はアップデートや新規リリースによる変化が激しいため、書籍では一部の紹介に留め、本ブログ記事上でリスト全体を公開することとしました。
どうぞお役立ていただければ幸いです:)

謝辞
アプリの選出および紹介文に関しては、弊社アートディレクターの佐藤昭太さんにも執筆をご協力いただきました。ありがとうございます!

※Ship&co などの出荷業務系アプリは、受注管理システムの導入有無などにより要件が変わるため、紹介対象からは除外しています。

テーマ開発を拡張するアプリ

配送日時指定.amp|カート画面への配送日時指定フォーム追加

いくつかある配送日時指定アプリの中で、日本語対応かつ動作が安定しているアプリです。
カート画面に日時選択欄を表示させることができます。定休日や長期休みを管理画面から設定可能な他、日本の配送業者にもデフォルトで対応しています。

配送日時指定 .amp by &d
https://apps.shopify.com/d
※書籍掲載

Back In Stock|再入荷通知ボタン

再入荷を希望する顧客のメールアドレスを収集し、再入荷時に自動で案内メールを配信できるアプリです。
商品が完売した際、該当の商品ページに再入荷通知のボタンを表示し、再入荷通知を希望する顧客のメールアドレスを登録できるようにします。
ボタンUIを自由にカスタマイズできる点、再入荷通知の文言を他言語対応させられる(2022年1月の新機能)点も便利です。

Back In Stock by SureSwift Capital
https://apps.shopify.com/back-in-stock
※書籍掲載

Custom Fields|メタフィールド管理

さまざまなメタフィールドを登録・管理するためのアプリです。
現在、管理画面から標準で利用可能なShopifyのメタフィールドは、商品・商品バリエーション・コレクション・顧客・注文の五つです。
2022年1月にコレクション・顧客・注文メタフィールドが追加され、かなり使い勝手は良くなったのですが、ブログ記事や固定ページなどのメタフィールドを簡単に操作したければ、こういったアプリを用いましょう。
メタフィールド関連のアプリは複数ありますが、こちらのCustom Fieldsは、タブやアコーディオンなどのウィジェットも同時に生成できるのが特徴です。

Custom Fields by Bonify
https://apps.shopify.com/custom-fields-2
※書籍掲載

Product Filter & Search|高度なストア内検索と絞り込みフィルター

高機能な検索、絞り込みを実現するアプリです。
絞り込み系アプリの中には重複コンテンツが発生してしまうものもあるのですが、Product Filter & Searchはきちんと対策されており、SEO的にも安心です。あいまい検索なども設定できます。

Product Filter & Search by Boost Commerce
https://apps.shopify.com/product-filter-search

Infinite Options|商品の高度なオプション設定

商品のオプション項目を無制限に追加できるアプリです。
加えて、各オプションに画像や色情報を設定し、ユーザーが操作しやすいオプション選択UIとして表示させられます。
オプションに既存の商品(たとえば有料のギフトボックス)を加えられるのも便利ですね。
管理画面から細かな条件判定を設定すれば、特定の条件に合致する商品でのみオプション表示を切り替えて運用できます。

Infinite Options by ShopPad Inc.
https://apps.shopify.com/custom-options

Simple Bundles & Kits|シンプルなセット販売商品の作成

複数の商品を組み合わせ、セット販売商品を作成できるアプリです。
セット商品が購入されると、セット内に含まれる各商品の在庫数も連動して更新されます。ただ、受注管理システム(ロジレスなど)で在庫管理する場合は、システム側でこの設定ができるため不要です。

Simple Bundles & Kits by Freshly Commerce
https://apps.shopify.com/simple-bundles

Bundle Builder|より柔軟なセット販売商品の作成

こちらもセット販売商品を作成できるアプリですが、より柔軟な設定ができます。
セットとなる商品を顧客に指定個数以上選択させる画面(三点以上の購入で割引など)や、ラッピングなどのオプション選択画面を作成します。

Bundle Builder by Eight
https://apps.shopify.com/bundlebuilder

マーチャントを支援するアプリ

Matrixify|Shopify データのインポート・エクスポート

Shopify上の商品・顧客といった各種データを、エクセルまたはCSVファイルでエクスポート・インスポートするアプリです。
Shopifyに標準で備わっているCSVエクスポート機能よりも扱える項目が多岐にわたり、動作も早いため、ストアの移行・複製時やデータの一括更新時に重宝します。

Matrixify by ITissible
https://apps.shopify.com/excel-export-import
※書籍掲載

Order Printer Pro: PDF Invoice|領収書・請求書の作成

デザイン性の高い請求書や領収書を作成するアプリです。
こちらのOrder Printer Proは、Shopifyから提供されている無料の領収書作成アプリ「Order Printer」を拡張するものです。
テンプレート(有料・買い切り)を購入することで、より見やすくデザイン性に優れた領収書を簡単に作成できます。
Liquidのスキルがあれば、より複雑なカスタマイズも可能です。

Order Printer Pro: PDF Invoice by FORSBERG+two ApS
https://apps.shopify.com/order-printer-pro
※書籍掲載

Locksmith|アクセスコントロール

ストア上のページに対してアクセスコントロールを行えるアプリです。
顧客セグメントごとの条件判定によって、特定の商品や固定ページの限定公開・価格変更など、アイデア次第でさまざまな活用ができます。
単純なログイン判定だけならLiquid単体でも可能ですが、より複雑な条件を加えたいときにおすすめです。

Locksmith by Lightward
https://apps.shopify.com/locksmith
※書籍掲載

Klaviyo: Email Marketing & SMS|高度なメールマーケティング

パーソナライズされたメール配信を実現するアプリです。
公式のShopify Mailアプリに比べて、より高度なセグメンテーションを設定し、購買・閲覧履歴に基づいたメールを顧客に送信できます。
きめ細やかなメールマーケティングを実施する場合におすすめです。

Klaviyo: Email Marketing & SMS by Klaviyo
https://apps.shopify.com/klaviyo-email-marketing

Segments Analytics|顧客セグメント分析

顧客セグメントを詳細に分析し、より効果的な施策をサポートしてくれるアプリです。
LinkedInの元データサイエンティストが開発したもので、顧客を購買・閲覧行動に基づいて30以上のセグメントに自動で分類します。セグメントごとに最適な施策が提案され、実行することができます。

Segments Analytics by Tresl Inc.
https://apps.shopify.com/segments

本記事は今後も随時、加筆・更新を予定しています。ときどき覗きにきていただけたら幸いです:)

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