
2018.09.06
2018.09.06
サイト改ざん対策には「Git」でコンテンツの差分確認を
こんにちは、non-standard worldの佐藤です。
以前、クライアントのWeb担当者さんから以下のような相談を受けました。
- JPCERTから、Webサイト改ざんについての注意喚起を受けた。
- 対策として「Web サイトのコンテンツのバックアップを取得し、差分確認を実施する」と案内されたが、どうすれば良いか?
Webサイト改ざんの対策として、不正なファイルが設置されていないか、コンテンツが改ざんされていないかを確認するため、Webサイト上のコンテンツと前回アップロードした時点のコンテンツを比較し、差異がないか確認することは有効です。しかし、すべてのファイルについて、それを目視で行うのは現実的ではありません。
「Git(ギット)」を使用して前回更新時のファイルとの差分を抽出
おすすめの方法としては、一度Webサーバー上のすべてのファイルをローカル環境にダウンロードし、バージョン管理システム「Git(ギット)」を使用して以前のバージョンとの差分を抽出する方法があります。
この方法だと、簡単に漏れなく不審な差分を発見することができます。
Gitについては前回の記事でご紹介していますので、そちらをご覧ください。
サイト改ざん対策を、効率的かつ確実に行うための参考になれば幸いです。
参考)JPCERT/CC による注意喚起「Webサイトへのサイバー攻撃に備えて」
https://www.jpcert.or.jp/newsflash/2018071801.html
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