ウェブ担当者が知っておきたい、SEO対策の基礎知識とは?
みなさん、「SEO」という言葉を耳にしたことはありますか?ウェブサイトの運用に関わっている方は「SEO対策が必要」という声を聞いたことがあるかもしれませんね。
SEOとは”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です。GoogleやYahoo JAPANといった検索エンジンの結果で、ウェブサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを指します。
そんなSEOについて、特集「ウェブ担当者が知っておきたい、SEOの基礎知識」では5日間に渡り、SEOの初心者目線で「ここを抑えておきたい!」というポイントを共有していきたいと思います。SEOについては、技術的な対策もできますが今回取り上げるのはコンテンツの対策についです。それでは、早速スタートします!
そもそもSEOってなんですか?
SEOとは検索エンジン最適化を意味する言葉、と先程ご説明しましたが、「最適化」とはどういうことを指しているのか、もう少し砕いて説明すると「見ず知らずの人にウェブサイトを知ってもらうための入り口をわかりやすく、見つけやすくすること」だと私は思います。
そしてSEOを考えることは、どういった姿勢でウェブサイトを作れば良いのか、ということに繋がっていきます。
「こういうサイトをつくりたい」「こういうサービスを利用してほしい」。ウェブサイトを通じて、私たちはそんな考えを胸にします。ただそれだけでは、検索エンジン経由の集客はほぼ見込めないと考えて良いと思います。
見ず知らずのお客さまを呼び込むためには、お客さまの目的を考えたウェブサイトを用意する必要があります。そしてそのために、SEO対策が役に立つのです。
なぜSEO対策が必要なの?
ウェブサイトの集客のためには、様々な対策を取ることができます。例えば、SNS上の情報発信はより多くのお客さまにリーチすることに繋がります。
集客を目的とした戦略を考える時、SNSを通じたウェブマーケティングとSEO対策はそれぞれ異なる方向から攻め込むアプローチ方法だと考えて良いと思います。
ウェブサイトの運用を考える時、目に見えやすい情報発信のみに注力をしがちですが、どちらか一方だけではなく、両方がなくてはならないのです。
SEOの正しい理解のために
検索エンジンの結果は、実はGoogleやYahoo JAPANといった検索エンジン会社の商品だと考えたことはありますか?
検索エンジン各社が一番恐れているのは検索エンジンを使ってもらわなくなってしまうこと。そのため、検索結果という名の商品の質を大切にしています。
そのため、無理やり検索上位を上げるように操作をすることはNG。なぜなら商品に毒を入れるような行為だからです。広告のように費用をかければ結果を得やすいわけではないので、まずはSEOの知識を学ぶ必要があります。
ちなみに、Yahoo JAPANはGoogleのサーバーを活用しているため検索結果はGoogleと似通った内容になっているので、検索エンジン対策は実質Google対策ということになります。
SEO対策を通じて、ウェブサイトの訪問者をいかに増やすことができるのか。明日からより具体的な対策をご紹介します。
<つづく>
参考文献:安川洋、江沢真紀、村山佑介(2017年)『いちばんやさしい新しいSEOの教本ー人気講師が教える検索に強いサイトの作り方』、株式会社インプレス