勤務地は働く心を置く場所だから。西荻の魅力をご紹介します。
昨日より始まりました採用活動ですが、本日は私たちのオフィスがある、西荻窪の町の魅力についてご紹介したいと思います。
東京のものづくり系の会社がオフィスを構えるとしたら渋谷、青山、恵比寿といった町をイメージしますよね。ところが、私たちが選んだのは、杉並区の西荻窪(通称:西荻)。賑やかな吉祥寺のお隣に位置し、土日になると中央線には通過されてしまう小さな町です。
なぜ、この町を選んだのか。その理由をお伝えするために、3つの魅力をお伝えしたいと思います。
魅力その1「小さな飲食店の横の繋がりが強い!」
西荻の特徴は、なんといっても小さな飲食店の勢いが強いことだと私は感じています。チェーン店はどこか肩身が狭そうに佇み、いつも賑わっているのはこの町にしかないお店ばかり。
それに加え、飲食店に限らず個人経営の小さなお店同士の繋がりが強いのです。同じお菓子屋さんだとしても、普通ならば競合店。けれども西荻では「あそこのお菓子もおいしいですよ〜」と紹介してくれたり、ショップカードが置いてあったり。
それぞれのお店のSNSを見ていると、お互いの活動を応援し合っている姿もわかり、人と人との繋がりのあたたかさを感じます。そして、お店の人たちは西荻という町を愛していることも伝わってくるのです。だからこそ、この町で暮らす人たちからも深く愛されているんでしょうね。
魅力その2「美味しいお店がたくさん!」
パン、カレー、フレンチ、中華等など、西荻のグルメ情報は雑誌でも特集が組まれるくらい、たくさんの美味しいお店が並んでいます。東京にはグルメな町が数え切れないほどありますが、西荻の飲食店の特徴は「優しさ」だと思います。
それは身体と心に優しい。お財布にも優しい。
ていねいにつくられた料理を提供するお店が多く、そこではいわゆる外食疲れというものがないのです。むしろ、身体と心を元気にしてくれるようなお店たち。
例えば、「ていねいに、」さんは店名のとおり、ていねいに食材と向き合い料理された、ホッとするごはんをいただくことができたり。
「JUHA」さんは、音楽に包まれながら丁寧に淹れられたコーヒーをじっくり味わうことができたり。
「khanam」さんでは、卵と乳製品を使っていない身体に優しいお菓子を手に入れることができたり。
そして、東京の繁華街に比べると質に対するお値段が優しいようにも思います。だからこそ、非日常的な外食ではなく、日常の延長線上として、この町に住む人たちの暮らしと深く関わっているのかもしれません。
魅力その3「文化も自然もある!」
西荻窪の駅から北へ10分ほど歩くと、善福寺川という川にぶつかります。川沿いは視界が少しだけ広がり、のどかな空気が流れているような。この川は、善福寺公園まで繋がっていて、サギやカワセミなど野鳥の姿も見れたりと、隣町の井の頭公園とは違った静かな風景を味わうことができます。
穏やかな自然と共に、この土地で育まれている文化もあります。骨董通りを中心として、アンティークを取り扱うショップが多かったり、小さなギャラリーでは個性豊かな作家さんの作品が展示されていたり、季節ごとに街巡りをするようなイベントも開かれています。
この土地で昔から育まれてきたもの、この土地だからこそ味わえるもの。駅前がどこもコピペのように、同じ風景に染まってしまっていく時代の流れの中、西荻窪という街は揺らぐこと無く堂々と、もしかすると時には足を踏ん張りながらも、文化を守り続けているように思います。
勤務地=働く心を置く場所だから
会社へ通勤するということは、一つの町へ足を運ぶということ。その町が、愛すべき町だったら人の心はどのように変わるのでしょうか。
勤務地は、自宅からの通いやすさを考えるだけの要素ではなく、心に大きく影響を与える存在だと私たちは考えています。
なぜなら、勤務地は働く心を置く場所だから。
人の心に関わるものづくりを目指すからこそ、この思いを私たちは大切にしていきたいと思っています。人の心を、より柔かく、軽やかに、優しくしてくれる西荻窪の町。足を運んだ際には、ぜひ私たちのオフィスにもお立ち寄りくださいね。