子どもたちの今を育むような、社会への働きかけを。〜神戸YMCA パートナーキャンプのウェブサイト構築に無償協力させていただきました。

神戸YMCA様が企画する、福島の子どもたちを無償でキャンプに招待する試み「神戸YMCA パートナーキャンプ」に対して、CSR活動の一環として無償でウェブサイト構築の協力をさせていただきました。

目には見えにくいけれども、子どもたちの今を育むような
社会への働きかけ

私たちは社会を継続的に改善していく手段として、また人が安心して生活していける手段として、ビジネスの力を信じてます。そのためウェブ制作事業は、お客さまより対価をいただいておりますが、今回は無償で自分たちがもっている技術や能力を提供しています。

それには、理由があります。
1つは、民間の営利活動や行政セクターではカバーできない範囲の事業であること。

利益を出すことが第一の目的ではなく、かつ行政がサービスを提供している内容であるかというと、そういう訳ではない。そういった、社会の中でなかなか触れられない部分に関っている内容だからこそ、協力をしたいと思いました。

継続的な活動を続けていくために必要な利益を出して、市場経済を活性化する小さな力になり、事業に関わる人たちを幸せにすることも大切。それと同じくらい、目には見えにくいけれども、子どもたちの今を育むような、社会への働きかけというのも大切だと思っています。

もう1つは、理念に深く共感したから。

自然の中で、人と関わりながら生活をするということは、きっと子どもにとって大きな経験になるはずです。いつもより広い空、にぎやかな鳥の声、優しい波の音、数えきれないほどの星。きっと大きな自然に、心も身体もまるごと包み込まれる経験は、本物の「自然」と出会えるということだと思います。福島で暮らす子どもたちももちろん、きっと都心部に暮らす子どもたちも同じで、いつもより心が大きく動くのでは、と。

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心を大きく動かす瞬間をたくさんもてたならば

私たちの事業のミッションは、人が優しく生きることを助ける、ということです。アートとテクノロジーを使って、人の心の中の柔らかい部分が自由になるように、そんな願いを持ちながら社会に貢献していきたいと思っています。

きっと、心を大きく動かす瞬間をたくさんもてたならば、人が優しく生きることを助けることに繋がっていくのでは、と思います。特に、子どもは大人にはない吸収力をもっています。心動く瞬間をたくさんもつことのできた子どもは、豊かなで健やかな心を育むことができるではないかと、今回の企画に共感し、力になりたいと思い協力することを決めました。

このような活動をする前提条件としては、もちろん自分たちの事業が成長していること、利益を出していること。そこをクリアーしていくことが、私たちのまずやりべきことではあります。ただ、今回のように理念に共感でき、一部の人にとってではなく、全ての人に関わってくるような、社会の未来に点を打つような、そんな内容には、微力ながらも協力をしていきたいと思っています。

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社会の未来に対する小さな小さな働きかけを

大人になること、とは。社会に関わること、とは。
なんだか、とても大きなテーマに感じますが、「未来に何かを受け渡す側になる」という言葉に言い換えることもできると思います。
私たちは、法人化してから5年。何万社という会社が世界に存在する中で、小さく小さくWebサイトを作るという形で、社会と関わってきています。そんな私たちができる、社会の未来に対する小さな小さな働きかけ。どうかたくさんの子どもたちの笑顔に繋がりますように。

サイトはこちらからご覧ください。

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※なお現時点では、協力対象となる方を一般公募する予定はありません。私たちは、今回のような活動をする時は、双方の関係性を丁寧に築いていくことが大事だと思っています。そのため、支援対象の応募は受け付けておりませんので、予めご理解いただきますようお願い致します。

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