コーポレートサイト制作。原稿のよくある間違いと正しい表現

こんにちは。WEBマーケターの小栗です。

WEB制作に関わるみなさま、原稿執筆時に「」と『』の違いで迷ったことはありませんか。この違い、紛らわしいですよね。

そこで、迷ったときに参考になる、原稿入稿のガイドラインを作成しました。今回はよくある間違いと正しい表現について、分かりやすく一覧にしてご紹介します。

よくある間違いと推奨書式

  • 英字および数字は、特別な意図がないかぎり、半角で入力。
  • 日本語における丸括弧()やコロン:は、特別な意図がないかぎり、全角で入力。
  • 半角円記号¥は、機種依存文字のため全角円記号¥を使用。
  • 修飾数字①②③...は、機種依存文字のため使用不可。

算用数字と漢数字

数字は、横書きでは通常、算用数字(123...)を使用。ただし慣用句(例:第三者、何十年)では漢数字を使用。

カギ括弧と二重カギ

  • カギ括弧「」は、会話や強調したい言葉をくくる場合、個別の作品や曲のタイトルを表記する場合に使用。
  • 二重カギ『』は、「」の中でさらに括弧でくくる場合や、書籍やアルバムのタイトルを表記する場合に使用。

例:アルバム『アルファ』から「ベータ」をお聞きください。
連載小説「デルタ」は雑誌『イプシロン』にて連載中です。
「お母さんが、『雨が降るから傘を持って行きなさい』と言ってたよ」と彼は言った。

括弧の中の句点

  • カギ括弧の中で、ウケ(」)の直前の句点(。)は省略。

    例:「~である。そして~である」と言った。

  • 文末に丸括弧()でくくった注釈などを挿入する際は、丸括弧の後に句点を打つ。

    例:~である(ちなみに~である)。

その他

  • 3点リーダ(...)は2つ連続で使用。

    例:そうだったのか......。

  • 副題につけたり期間や範囲を表す横棒はダーシ(ー)を使用。
    ハイフン(-)は電話番号や住所の区切りに使用。

欧文:クォーテーションマークとダブルクォーテーションマーク

  • クォーテーションマーク(‘’)は、“”の中でさらにくくる場合、個別の作品や曲のタイトルを表記する場合に使用。
  • ダブルクォーテーションマーク(“”)は、会話をくくる場合、書籍やアルバムのタイトルを表記する場合に使用。

例:Listen to ‘beta’ from the album“alpha”.
“My mom told me ‘bring your umbrella’ ”, he said.

おわりに

いかがでしたか。今回は、原稿のよくある間違いと正しい表現についてご紹介しました。これで、「」と『』どっち使えばいいの、と迷ったときもすぐに解決することができると思います。

コーポレート制作において原稿を執筆する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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