僕たちが誰かを安心させる側であるために 〜1周年のご挨拶にかえて

先日行われました弊社1周年記念パーティーでの挨拶に加筆、修正を加えた記事をお送りします。


本日はお忙しい中、弊社1周年記念パーティにお越しいただき、ありがとうございます。
はじめましての方、初めまして。non-standard world株式会社代表取締役CEO高崎でございます。

そして、今日というこの日を迎えられたのも、ここにいる皆さんをはじめ、僕たちの冒険を支えてくれる皆様のお陰です。ありがとうございます。

この一年間を振り返ると、もちろんつらかったこととか大変だったことをあげたらキリがありません。

自分たちの実力であれば当然できると思っていたことができなかったり、僕らにすごく期待してお仕事をくれた方たちを失望させるようなことをしてしまったり、思い出しただけで胃腸がいたくなってきた。。
いまここで謝っておこうかな、本当にすいませんでした。

でもつらいことがあったのと同じ分だけ、本当に心ある人に支えられてきました。
だからこの一年は、自分たちで切り開いてきたように見えて、ずっと色んな人の気持ちに寄り添ってもらって、守ってもらってきた一年だったように思います。

僕が大好きな会社に、北欧雑貨の通販事業を営むクラシコムさんという会社があり、そのブログで知ったのですが、漫画スヌーピーにこんな台詞があるそうです。

「安心って言うのは車の後部座席で眠ることさ。前の席には両親がいて、心配事はなにもない。でもある時突然その安心は消え去ってしまうんだ。君が前の席にいかなきゃならなくなるんだよ。君が誰かを安心させる側になるために。」

これからの一年、そしてその先の未来を見つめたときに、僕たちがしなきゃいけないことは、僕たちが今までそうされてきたように、僕たちが後部座席からきちんと運転席に座って誰かを安心させる側になることだと思います。

ところで、安心ってなんなんでしょうか?
実はすごく難しい言葉ですよね。

「安全」なら良く分かりますよね?
命の危険がないこと。
ここ3ヶ月間の間で、生命の危険を感じたことがある方、いらっしゃいますか?
いないですよね。
多分、現代のこの日本に生きるということは命の安全は保障されているということだと思います。

それに対して、安心っていうのは安らかな心。
ここ3ヵ月感の間に、何かしら不安になったことがある人っていうのは多いのではないでしょうか。

じゃあ、安らかな心ってどこから生まれてくるのか?って考えたんですね。
心の問題はいつも難しくて、一概に言う事はできないのですが、素敵な世界感のある未来を見たときに、人は安らか心になるんじゃないかと思います。

そういった気持ちで生まれて来たのが、ここにあるiPhoneケースやiPhoneアプリです。

本日も作品を展示下さっている現代美術家の安田悠さん、そしてこの後、ライブをしてくださる音楽家のorganic stereoさんと一緒に作りました。

日常の中にアートがあることで、誰かの心が安らかになるように。
一つはモノで、一つはデジタルデータだけど、その背後にある気持ちが伝わるように、誰かと関わりを生むように祈りながら作っています。

最後、僕自身は信仰のある人間ではないので恐縮なのですが、聖書の言葉で一つ好きな言葉を紹介して、挨拶を終わりにできればと思います。

「揺り起こしたり、かき立てたりしないでください。愛が目ざめたいと思うときまでは。」

どういう意味かというと、あなたが自然に私のことを愛そうという気になるまで、私のことを愛そうとしないで下さい、という意味でなかなか含蓄がある言葉ですね。

愛を得ようとする人ばかりじゃないですか、世の中。
TVを付けたら、町を歩いていたら、ネットサーフィンをしていたら、色んな会社の色んな製品が、あなたの注意を引きつけようと、あなたの愛を得ようと必死で、私たちの製品はこんなに優れているんですよとか、みんな買ってますよ、残りわずかなので、お急ぎ下さい!とか言ってくると思います。
心を揺り起こして、かき立てて、ものを売ろうとするやり方を僕たちはとりません。
そのかわり、あなたがもし僕たちのあり方に少しでも共感してくれるのであれば、僕たちのドアはいつでも開いてます。
そういうやり方でいつか愛が目覚めて、いろんな人の関わりが生まれてくる日を信じてます。
僕たちは、心が安らかになるような世界観を作って、その日を待ち続けてます。
僕たちが誰かを、安心させる側であるために。

来年もまた会いましょう。
ご清聴ありがとうございました。


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