はじめまして、ノンスタの新しいディレクター・齋藤です

この度、2021年7月1日にnon-standard world, Inc(略称:ノンスタ)のメンバーに加わりました、齋藤実帆です。ご挨拶も兼ねて、自己紹介をしたいと思います。

ノンスタで担当する業務について

私が担当する主な領域はクリエイティブディレクションとプロジェクトマネージメントになります。この2つの領域については、人や会社により何をやるか?が異なるかもしれませんが、私の主な業務内容を記載してみます。

クリエイティブディレクションの領域では、インタビュー・リサーチ・ワークショップなどの課題やニーズ発見のためのプロセスの企画や設計、実行。それらのインプットを経て、企業やサービスなどの戦略/ブランドの方針/コンセプト・具体的な施策アイデアの決定までを主導します。

プロジェクトマネジメントは、プロジェクトの目的目標、達成基準、進め方などを整え、常にチームメンバーが必要なゴールに向けて同じ方向を向けるように、とにかく「整え、共有する」ことが仕事だと思っています。

両方とも他に誰かがいないとできない仕事です。企業担当者やユーザー、チームメンバーの課題や想いをさぐりつつ引き出し、それをチームで一緒に実現可能なアイデアや実際のものにできた時、やりがいを感じます。

ノンスタに出会うまでの経緯

子どもの頃から歴史や地理の教科書を眺めながら、「何に突き動かされて、この人こんなことしたんだろ?」「なんでこんな習慣や文化が生まれたんだろ?」を知ることが好きで、大学では最終的に社会学を学びました。

また、絵画や演劇などに携わったり、鑑賞したりすることも好きなことから、就職活動の際には(本当は芸術系の大学にいきたかったこともあり)「クリエイティブ系仕事がしたい!」と、新卒で株式会社ロフトワークに入社。ロフトワークでは、PMBOKを元にしたプロジェクトマネジメント・様々な手法でのディレクションを9年間経験。190以上案件約50社のクライアントさんとお仕事をしました。

インタビューやワークショップ、ヒアリングなどを通して、「そう思っているんだ!」「そういう感覚なのね!」を知り、「じゃぁこうしたらもっとよいのではないかしら!?」「あなた実はここが魅力なのでは?」を提案するのが楽しいと気づいたのもこの時でした。ロフトワークでの仕事は、私の職業人生の礎になった経験だと思っています。

その後、自分の持っているスキルや考え方を、他の環境で試してみたい気持ちが生まれ、2018〜2020年の間に、事業会社を数社経験。どの会社でもたくさん勉強になる経験をしました。その一方で、自分のスキルややりたいこと・仕事と人生のバランス・充実感や幸福感などなど、自分にしっくりくる場所を探して、幽霊のように彷徨っている時期でもありました。そんな時、友人が紹介してくれた会社がノンスタです。

ノンスタに出会って感じたこと

では、そんな彷徨っているタイミングで、なぜ齋藤はノンスタへの入社を決めたのか?理由や決め手はいろいろあるのですが、ノンスタのサイトや事前の体験入社で、個人的に感じたぐっときたポイントを言葉にしてみようと思います。

キーマンとなるクライアントとビジネスを伴走できる、やりがいのありそうな仕事

ノンスタのWEBサイトで紹介されていた仕事の進め方に、デザイン思考・リーン・アジャイル思考の3つが揃っていることが自分にとってはとても魅力的にうつりました。

なぜなら、ただECサイトを開発・納品するだけではなく、実際の売上などクライアントのビジネスに直結する数値をみながら、決定権のある責任者の方と一緒に目標・ブランディング・集客(時に商品開発や配送まで)も含め、伴走しながらビジネスを成長させることができるからです。

この進め方により、小さく作って何が効果的か試しながら成長していくことができ、世の中の状況に応じてビジネスを変化させることができる。さらに、ただ世の中に振り回されるのではなく、ブランドやデザインコンセプトなどクライアントにとって大事な部分を守りつつ、ユーザー検証もしながら進めることができるのではと思います。

このバランスをうまくとりながら、ビジネスを動かすことは、できそうで難しいと個人的に感じていたのですが、そのベースがノンスタにはあるなと体験入社などで実感しました。

程よく自分をさらけ出しながら共助ができる場所

仕事のやりがいだけでなく、「仕事の中での個人のあり方」に対するスタンスやそれをしっかり表に出していることにも、とても惹かれるところがありました。

それを実感したのは同じくノンスタのWEBサイトで。普通の会社であれば、魅力的な会社のコピー、ミッション、サービスの説明、事例で埋め尽くされるトップページ。もちろんノンスタもそういった情報は(これまた絶妙な出し具合で)掲載していますが、それと同列で「業務時間中におやつ時間の設けていること」や「出社自由」など、「会社の暮らし方」が記載されいてるのです。(5分でわかるキーワード参照)

仕事においても、自分自身であることやペースを大事に働く会社なんだなと共感するとともに、それをトップページで出すということはクライアントに対しても「自分たちはどのような人間か」を正直に伝える、誠実さ・オープンさがある会社だなと私は感じました。

私は自分に嘘がつけないタイプの人間なのでw、ここであれば自分のままで仕事ができるかも?と思いました。

実際にメンバーに会ってもそのイメージは、変わらず。みんなそれぞれ、自分の特性にあった働き方をしようとしていて、心地よく感じました。もちろん何もかもさらけ出すというわけでなく、出すも出さないも自由。今の自分を偽らずに済む、偽ってしまっても後から訂正することができる、そこが魅力的なのです。

おわりに

実際働き出して実感していることは、ノンスタメンバーみんなが正直で優しいだけでなくそれぞれ別々の領域で、とっっってもプロフェッショナルであること。それぞれが好きな、得意な領域でスマートに力を発揮しあい、それがうまくかみあっていると感じてます。

これからは私も、今まで培ったスキルや経験を思う存分振るい回し、メンバーに助けてもらいながら、その中の歯車や潤滑油になれたら嬉しいです!

 

記事カテゴリー