はじめまして。新スタッフの帆志麻彩です

みなさま、はじめまして。この度新しくnon-standard world のスタッフになりました帆志麻彩と申します。まだ入社してまもない私ですが、お話をさせていただく機会をいただきましたので、お付き合いいただければ嬉しいです。

心が柔らかくなるものづくりを目指して


私は「コンテンツエディター」という役職でチームの船に乗りました。主に、書いたり撮ったり編集したり、コンテンツ制作全般に携わる予定です。

この記事を書くにあたって、これからの仕事について改めて考えてみたのですが、「コンテンツ」というのは、見てくださっているお客様と「はじめまして」の挨拶から始まる対話のようなものなのだと思います。もちろん、コンテンツの力を最大限に活かし目に見える結果を出していく、ということも大切ですが、一方的に伝えるのではなく、作り手の方々とお客様を繋ぐ一助になれるような、そんな役割を担えていけたらと思っています。そして、目に触れた皆さまの心が柔らかくなるものづくりを目指していきたいです。

人生の主軸を失ったとき、優しい光が差しました


non-standard worldに入る前は、長い間フリーランスで旅の仕事をしていました。

初めての海外旅行は小学5年生のとき。オランダで暮らす叔母に「子供料金で海外に行ける最後の年だね」と言われたのがきっかけで、貯めていたお年玉を全部おろして飛行機に飛び乗ることになったのです。そこから「旅」というものが私の人生の大きな軸となっていきました。


その後も、旅を続けながらGallery運営に携わったり、写真や詩の展示をしたり、雑誌や本の執筆をしたりと、ふりかえってみれば自分の好きなことや挑戦したいことにはずっと正直に生きてきたように思います。

そして迎えた2020年。その年明けと共に世界中の人々を不安に押し込めたウイルスの影響は、例に漏れず私のもとへもやってきました。幸運にも今までの人生では「やりたいことが見つからなくて悩む」ということが一度もなかったので、「旅」という主軸を失ってしまった私は、今では考えられないくらい魂が抜けきった数ヶ月を過ごしていたように思います(思い出すのも恐ろしいくらいです…)。


そんなときに偶然たどり着くことができたのが、non-standard worldのHPでした。元々「yori.so」の世界観がとても好きで眺めていたのですが、運営している会社でスタッフを募集していることは知らず… そのことに気が付いたのは、なんと応募締切前日! 真っ暗なトンネルに一筋の光が差しこみ、温もりのある手を差し伸べてもらったような不思議な感覚になったことを今でもはっきりと覚えています。

少しドキドキしながら募集ページや過去のブログなどを読み進めていくと、その直感のようなものが間違いではなかったことを教えてくれました。

人間が幸せになる方法は一つ、他人に貢献することです。それ以外に方法はありません。主語が「自分」であるうちは自己実現は訪れません

中でもこの言葉は、フリーランスという一人の世界で長い間走り抜けてきた私がずっと感じていたもやもやを、そっとすくい上げてもらえたようでとても印象深く残っています(non-standard worldへの想いは書き出すときりがないのでまたいつかの機会に…)。

そうして私は幸いにも、チームの一員として迎え入れていただくことができました。

大好きな方たちとたくさん笑えますように


入社してみると、抱いていたイメージを裏切ることのない、温かい眼差しのみなさんが待っていてくださいました。それはもう、「こんなに柔らかな心を持った方ばかりが集まる会社が世の中にあるなんて…」と驚いてしまうほどです。

チームのみなさんは私にはない「繊細さ」をお持ちの方々ですが、繊細さって、きっと優しさなのだと思います。ひとりひとり性格は違いますが、みなさん共通しているのが「相手の気持ちを察する力」の高さ。お忙しい中でもいつも気にかけてくださっていることが言葉の端々から伝わってきます。

そんなみなさんが、私はとてもとても大好きです。いただいたご縁に感謝して、関わってくださるすべての方にたくさんの笑顔の花が咲きますように。そう願いながら、私も励んでいきたいと思っています。


みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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