はじめまして、新スタッフの川島さやかです

みなさま、はじめまして。
この度、non-standard world, Inc(略称:ノンスタ)のメンバーに加わりました、川島さやかと申します。
今日は、ご挨拶も兼ねて、すこしだけ私のことをお話しさせてください。

私の担当業務

私の役職は「フロントエンドエンジニア」。Webサイトの表側(フロント=あなたの目に見える部分)を作る仕事をしています。アートディレクターである佐藤が作成したデザインを、HTMLやCSSという、Webサイトを形作る言語に翻訳しているとも説明できるかもしれません。

Webサイトを訪れるすべての人がより良い体験をできるように。
そして、Webサイトを通じて発信される情報が、より多くの人に届くように。

試行錯誤の毎日ですが、一人で黙々と作業している訳ではなく。佐藤とは「スマートフォンでは、このように表示を変えた方が伝わりやすいのではないか?」といった相談をしたり、代表の高崎には、Webサイトにおける裏側(バックエンドと言います)の実装を支えてもらったり、ノンスタWeb制作チームのひとりとして、サイト作りに関わっています。

これまでの私と、偶然の出会い

もともと私は小説を読むこと・書くことが好きでした。自身の小説を掲載するためにWebサイトを作ったことが、Webと親しむようになった切っ掛けです。大学では、文学と文芸創作について学ぶ傍ら、休学して一人旅に出かけたり、自費出版の本を作ったり、やりたいことが実現できる初めての時間を楽しんでいました。

とはいえ、その過去が、仕事で求められることはきっとない。

就活に一度失敗し、Web業界で働くようになってからも、私は「働く自分」と「個としての自分」を明確に分けていたように思います。たとえば、生活の中で、自分が何を大切にしているか、といったことも、職場で表に出すことはあまりありませんでした。

そして、ちょうど前職の仕事を失ったばかりの頃。半ば自棄になって旅の計画を立てていた矢先、たまたま——本当に偶然——開いたTwitterで、あるツイートが目に留まりました。クルミド出版さんが、ノンスタの求人記事を紹介していたのです。好奇心からリンクを開いてみると、なんだか求人記事とは思えない、語りかけるような手触りの言葉たちが並んでいました。しかも勤務地は西荻窪! 私の大好きな町!

過去の記事も含めてあれこれと読んでみると、仕事と生活の双方が同じように尊重されていること、その姿勢がきちんと発信されていることに、驚きました。
敬意と共感、そして「ここでは自分は真っ二つにしなくても良いのかもしれない」という予感を胸に、旅先から履歴書を送り、幸いにも、チームの一員として加われることになったのです。

入社して感じたことと、これからの途上に宛てて

仕事以外のことも含めて、ひとりの人間として尊重されていると感じます。嬉しいです。おかげで、安心して力を発揮できています。
互いに相手を尊重しながら仕事をする、って、簡単なようで、なかなか難しいことですから、会社を立ち上げてから今までの年月、様々な試行錯誤をされてきたんだろうなぁと思います。

それと、メンバーの関係性がとてもフラットですね。かと言って、べったり近い訳でもなく、程よい距離感で、それぞれが仕事に打ち込んでいるような。
「誰かの後に付いていく」というよりは「同じ方向へ一緒に歩く」かたちで、私も、手渡された信頼に応えたいと思っています。より良いWebサイトを作り続けていくためにも。

みなさま、どうぞ宜しくお願いします。

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